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産休・育休後に職場復帰できた非正規雇用の女性は4人に1人

出産後も働き続けたい意思があった非正規雇用の女性のうち、産休と育休を取って職場復帰できたのは24%だったことがNPO法人の調査で分かりました。

NPO法人「マタハラNet」が非正規雇用で働きながら妊娠経験がある女性を対象に調査した結果、81%が「出産後も働き続けたい」と考えていましたが、このうち実際に産休と育休を取って職場復帰できたのは24%と、4人に1人にとどまったということです。また、「産休すら取れなかった」と答えた人は57%に上りました。調査は9月、契約社員やパートなどで働きながら妊娠経験のある20〜50歳女性を対象にウェブ上で実施し、158人から回答を得ました。

厚生労働省が先日、発表した初の実態調査では、派遣社員の48.7%が「マタハラ経験がある」と答えていて、厚労省では、非正規労働者が育児休業を取りやすくなるよう、法改正などを検討しています。